
規則正しい食生活で虫歯を予防しましょう!
規則正しい食生活を送っていますか?
虫歯を予防するためにはしっかりと歯磨きをすることも大切ですが、歯磨きさえしておけば、虫歯にならないわけではありません。
1日3回歯磨きをしっかりと行い、規則正しい食生活を送ることが大切になります。
ご飯やお菓子、特に砂糖を含んだ甘いものを食べると、お口の中の虫歯病原菌の活動が活発になり、虫歯病原菌が酸を出します。歯は酸にとても弱いので、この酸によって歯が溶け始め、虫歯の原因になります。これを脱灰(だっかい)といいます。食べ始めてから数分後には歯の表面からカルシウムなどが溶け出していきます。その後、唾液の働きによって酸が中和され、歯の表面が元の状態に修復していきます。これを再石灰化(さいせっかいか)といいます。
しかし、おやつの時間を決めずに1日に何度もお菓子を食べたりジュースを飲んだりしていると、唾液が歯を修復する作用(再石灰化)が追いつかなくなり、その都度、歯は虫歯病原菌に溶かされて、虫歯ができてしまいます。
虫歯にならないためには、間食はできるだけ控えるようにし、食事をした後は必ず歯を磨くようにしましょう!
また、睡眠中はお口の中の唾液が減るため、寝る前の飲食は控えましょう。
虫歯予防には、規則正しい食生活を送ることが重要です。
ステファンカーブとは?
ステファンカーブとは、人間のお口の中のプラークのpH(ペーハー)変化を示したグラフです。
pHとは、酸性とアルカリ性の度合いを表したものです。そして、pH値は食事をとるごとに変化します。
ステファンカーブでは食事をとるごとに、お口の中のpH値がどのように変化していくかが分かります。
お口の中のpHは、普段はpH7の中性に保たれています。しかし、食べ物がお口の中に入ると、すぐにpHは酸性に傾きます。そして、pH5.5以下になると私達の歯は脱灰が始まります。
脱灰とは、歯の表面のエナメル質が溶け始めることです。この脱灰が繰り返されることにより、虫歯の原因になります。
しかし、唾液の力によって約20~40分間でプラーク中のpHが上昇し、再石灰化が始まります。
規則正しい食生活と間食の多い食生活
ステファンカーブを見るとわかるように、食事のたびに脱灰と再石灰化が交互に訪れます。
お口の中を汚れたままにしていると、この再石灰化の促進は妨げられます。
常にダラダラ食べたり飲んだりしていれば、唾液による再石灰化が追いつかず、常に酸性に傾いた状態になってしまいます。そのため、食べた後は歯磨きをしてお口の中をきれいにしたり、ダラダラ食べたり飲んだりすることは控え、再石灰化を促進させることが大切です。
食事によって、お口の中がどのようになっているか、意識しながら食生活を送ることが大切です。
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