6歳臼歯が生える頃~ライフステージ別むし歯リスクに応じたフッ化物応用ガイド~

この時期に心配なむし歯のリスク
①乳歯の奥歯の歯と歯の間に隙間がない
②生えて間もない6歳臼歯がある
③一人でおやつを食べている
④飲み物は清涼飲料水(ジュース・スポーツドリンク・コーラなど)
⑤間飲食の摂取回数が多い
⑥歯磨きを一人で行っている(仕上げ磨きをしていない)
⑦乳歯のC(未処置のむし歯)、CO(要観察歯と呼ばれる初期むし歯)、処置歯がある
⑧歯列不正があり、プラークがつきやすい
⑨デンタルフロスを使用せず、歯と歯の間のプラークコントロールが不十分

リスクを抑えるためのケア
【プロケア】
①定期健診によるチェック
(例)初期むし歯・むし歯のチェック
  歯並びのチェック
  プラークの付着状況のチェック
  間飲食摂取状況のチェック
  歯磨きの行動調査
  そのほかむし歯のリスク検査

②患者様との目標設定

③小窩裂溝へシーラント処置

④予防的歯列矯正、矯正装置装着箇所などのプラークコントロールの方法を指導

【ホームケア】
①定期健診結果に基づく取り組み。

②目標を実行する。
(例)間飲食・ブッラッシングの改善・フロスの使用・具体的なフッ化物の利用など

 

フッ化物応用のおすすめ方法
①フッ化物歯面塗布
→定期健診毎の塗布をおすすめします。

②食後のフッ化物配合歯磨剤によるブラッシング
→1000ppmFの歯磨き粉をおすすめします。

③就寝直前に毎日フッ素洗口
→450ppmFのフッ素洗口液をおすすめします。
むし歯のリスク判定
下記のリスク項目について「なし」か「あり」の該当する方に〇をつけ、その数によってむし歯のリスクを判定してみましょう。
さらに、現在の習慣や態度を見直し、各リスク項目について自分で実行可能な目標をたててみましょう。

リスク項目 なし あり

生えてくる途中の6歳臼歯

   
乳歯と奥歯の歯と歯のすき間がない    
1日3回以上の間食摂取    
1人でおやつを食べる    
清涼飲料水をよく飲む    
自分だけでの歯磨き    
奥の乳歯へのデンタルフロス非使用    
CやCO,処置歯    
むし歯リスク判定    

 

次回のブログは
「小・中学生の子供~混合歯列期から永久歯列完成期」
についてです。


★フッ素の使用基準★
歯科4学会が合同で発行したフッ化物配合歯磨剤の推奨利用について | 歯と口腔外科の役立つお話

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