1.妊娠したお母さんの歯と歯肉は赤信号
妊娠中は、間食や食事の回数が増える、つわりによって歯磨きが不十分になる、女性ホルモンが増える、唾液が酸性に傾くなどの変化によって、むし歯や歯周病(特に歯肉炎)が発生したり進行しやすくなります。
妊娠中は普段よりも予防に気を付けましょう。

2.永久歯は、お腹の中にいる時から作られはじめます
赤ちゃんの乳歯は妊娠7週ころ、永久歯は妊娠4か月ころから作られ始めます。
次に占める栄養素は歯を作るのに特に必要なものです。
たくさん摂取しても、その分歯が強くなるわけではありませんが、摂取不足になると歯の形成不全が起こることがありますので、バランスよく不足しないようにしましょう。

カルシウム・リン

歯の材料となる

ビタミンA・C・D

無機質や有機質を作るのを助ける
タンパク質 歯の土台を作りカルシウムの吸収を助ける

3.乳歯が生えてきたら寝かせ磨き
最初の乳歯は、生後8か月ころに下の前歯から生えだすのが一般的です。
そろそろ生え始めるかなという時期になったら、柔らかいガーゼなどで口の中を拭きとるなどして、清掃するのに慣れさせてみましょう。
乳歯がある程度顔をだしたら、ナイロン製の歯ブラシで磨き始めます。
嫌がるようなら、柔らかいシリコンゴム製のものから始めてもよいでしょう。
4.乳歯が生えだしたらフッ素でむし歯予防を始めましょう
生後8か月頃に乳歯が生えだします。
そうしたら歯ブラシを使った歯磨きを開始します。
寝かせ磨きのスタイルで、切った爪くらいのフッ素入り歯磨き剤をつけて行いますが、ペーストが利用しづらいときは、液状のフッ素入り歯磨き剤を利用しましょう。

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