〜お口ポカンになる原因とMFTトレーニングについて〜
4〜5歳のお子さんで「お口がポカンと開いている」様子が気になることはありませんか?これは単なる癖のように見えて、実はお口や体の発達に関係している大切なサインです。
お口ポカンの主な原因のひとつは、口周りの筋肉(唇や舌)の力が弱いことです。本来、安静時には唇は軽く閉じ、舌は上あごにしっかりとついているのが理想的な状態ですが、筋力が不足しているとそれが難しくなります。また、鼻づまりやアレルギーなどで鼻呼吸がしづらい場合、口で呼吸するクセ(口呼吸)がつきやすくなり、結果としてお口が開きっぱなしになることもあります。

さらに、指しゃぶりや柔らかい食べ物中心の食生活も影響します。しっかり噛む機会が少ないと、顎や筋肉の発達が不十分になり、お口を閉じる力が育ちにくくなります。こうした状態が続くと、歯並びやかみ合わせに影響が出たり、発音や飲み込み方に問題が出る可能性もあります。
そこで当院では、MFT(口腔筋機能療法)というトレーニングを取り入れています。これは、お口や舌、唇の正しい使い方を身につけるためのトレーニングで、お子さん一人ひとりの状態に合わせて無理なく進めていきます。遊び感覚で取り組める内容も多く、楽しく続けられるのが特徴です。
MFTを行うことで、自然と唇を閉じる力や正しい舌の位置が身につき、口呼吸から鼻呼吸へと改善していくことが期待できます。その結果、お口ポカンの改善だけでなく、歯並びの予防や発音の向上にもつながります。
「そのうち治るかな?」と様子を見るだけでなく、早めに気づいてあげることがとても大切です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。お子さんの健やかな成長を一緒にサポートしていきましょう。

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