顎顔面矯正について

皆様こんにちは!

「口呼吸」をご存知ですか?読んで字のごとく口で呼吸をすることを口呼吸と呼びます。
なぜ矯正治療の話をするのに口呼吸が出てくるのでしょうか。
実は、歯並びと口呼吸には非常に深い関係があるんです。
これからそれについてお話しします。
まず、口呼吸をしている人を見た時、あなたはどんな印象を受けますか?

「素敵な人!」
「かっこいい!」
「賢そう!」
と思うでしょうか?
「口元がだらしない」
「かっこわるい」
「しまりがない」
と思いませんか?

子どもの頃、口を開けて呼吸をしていて「ちゃんと口を閉じなさい」 と親御さんに怒られた経験がある方もいるのではないでしょうか?
このような例を見ても、口の開いた人を見ていい印象を持つ人はほとんどいないですよね。
その上、口呼吸は外見上の問題だけではなく健康にも大きな悪影響を及ぼします。

~こんなにもある 口呼吸のデメリット~
●風邪を引きやすくなる (ウィルス感染しやすくなる)
鼻の穴の中に生えている細かい毛や粘膜は、空気中を浮遊しているウィルスや病原菌、アレルギー物質をカットしてくれる、言わば天然のフィルターです。 ところが、口呼吸をするとこれらのウィルスなどがダイレクトに気管に入ってくるため、風邪を引きやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりします。
●虫歯、歯周病、口臭の原因になる
人間の唾液には「リゾチーム」という酵素の一種が豊富に含まれていて、これが口の中のばい菌の繁殖を抑え込んでいます。 口呼吸をすることによって唾液が乾燥し、リゾチームの働きが悪くなって虫歯や歯周病、口臭などお口のトラブルを起こしやすくなります。
●酸素の摂取が落ちる
口呼吸は鼻呼吸に比べて酸素の摂取量が少なくなります。 脳に十分な酸素が供給されず集中力が低下し、代謝も落ちます。 代謝が落ちると痩せにくくなるため、ダイエットにも悪影響を及ぼします。
●顔の筋肉が劣化する
口をいつも開けていると顔の筋肉が劣化して筋肉がたるむだけでなく、前歯が押し出されて歯並びも悪くなる可能性もあります。 特に小さいお子様は将来の顔の表情に大きな悪影響があります。

●いびきや睡眠時無呼吸候群の引き金になる
口をあけて寝ていると舌が後方に落ち込んで気道をふさぎ、 いびきの原因になります。睡眠中の慢性的な酸素不足でスッキリ目覚めることができません。 さらにこの状態を放置すると睡眠時無呼吸症候群を引き起こすおそれがあります。
なぜ口呼吸するのでしょうか?
答えは簡単口で呼吸するほうが楽になってしまっているからです。
本来人間の正しい呼吸法は鼻呼吸ですが、 それを妨げる良くない変化が現代の子どもに起こっているのです。
それは顎の骨の発育不全です。
昔の人と比べて現代人は食べ物が柔らかいため顎をほとんど動かさずに食事をするのが当たり前になっています。
「顎を使ってしっかり噛んで食べる」 という習慣がほとんどなくなってきているため顎が大きくならないのです。

お子様に以下のことがあてはまりませんか?
・食べるのに時間がかかる
・噛み応えのあるものを食べられない
・食べ物を水やお茶と一緒に流し込まないと呑み込めない

顎の骨が発育不全だと、 どうして鼻で呼吸できないの?
顎顔面矯正の一番のメリットにつながる部分です。
最近の研究から、上顎の骨の大きさと鼻腔の大きさに非常に深い関係があることがわかってきました。
鼻腔とは鼻の空気の通り道のことです。つまり上顎が小さいと鼻腔が狭くなり、空気が通りにくくなるからです。鼻で呼吸できないと、 自然と口呼吸が身についてしまいます。子どものころから口呼吸が当たり前になってしまっていると、 さまざまな症状が出てきます。
すでに先に説明しましたが、
・お子様が風邪をひきやすくなります
・お子様が口元がぽかんと開いた締まりのない顔になります
・お子様が将来睡眠時無呼吸症候群になります

顎顔面矯正はお子様の健康を考えた優れた矯正治療法です。
口腔育成矯正は骨の発育不全を治し、顔面と顎の骨を正常な発育軌道にのせることでこれらの健康上の問題を全て解決することができる治療法です。どのように治療を行うかというと、まず上下の歯にそれぞれ顎を大きくする装置を入れます。特に上顎は顎が大きくなることで鼻腔が広がり、鼻で呼吸できるようになります。

口呼吸は改善できます。
ぽかんと開いた締まりのない口元や睡眠不足も改善します。
顎が大きくなれば、歯は自然と正しい位置に並んでくるようになります。
通常は顎を大きくした後、 ワイヤー使って歯を並べる必要がありますが、年齢が早いうちにこの矯正治療を始めるとワイヤーを使う必要もなくなり、治療期間も短くてすみます。
そして他のメリットとして顔面の成長も促します。
拡大装置の効果で顔面の前方への成長が活性化されるので鼻が高くなり、顔立ちが良くなるのです。つまり顎顔面矯正をすることによって歯並びは良くなり、顔立ちも良くなり、 鼻呼吸が身につくことで健康になるわけです。

~開始に適した年齢~
メリットの多い顎顔面矯正ですが、一つ注意点があります。
それは「この矯正治療は顎の骨が柔らかい子どもの時期が最適の時期」という点です。
開始年齢が遅くなると顎の骨が固まってしまい、頭を大きくすることが困難になるからです。
顎顔面矯正をスタートするのに一番適した年齢は7~8歳です。
この頃に開始すれば永久歯が生えそろう 12 ~ 13歳には治療を終了できることが多いです。
永久歯がまだほとんど生えてない時期から顎を大きくすることが、 正しい位置に永久歯を誘導する大事な要因だからです。
また低年齢であれば口呼吸から鼻呼吸への改善も行いやすいのでこの年齢をお勧めしています。
医療法人社団Wellbeing ピア・デンタルクリニック瀧宏之

 

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